後楽園ゆうえんち「ハリケンジャーショー」レポート

プロローグ

11月30日、piro家の三人は後楽園ゆうえんち「ハリケンジャーショー」に向かうべく準備を整えていた。
「東京行きのぞみ」の時間は朝6時30分。 遅れてはなるまいと徹夜を決行した。
その後新幹線に乗り込んだ三人は爆睡の末、9時に東京に到着するのであった。
ああっ、広い!! デカイ!! やっぱり東京!!ああ東京!! 息子よ!これが東京だ!!
肝心の息子はまだ爆睡中であった。

第一章 整理券GETだぜ!!
後楽園ゆうえんちでは、すでに整理券を求めて多くの人が並んでいた。
家族で並んでる方。そして大きいお友達。なんか行列最後尾のプラカードを見てると「某イベントのサークル行列」を連想してしまうのは、私だけであろうか?
しかし、家族連れのお子さん達は、大体がシノビジャケットを着用している。(ゴウライジャーの服を着たお姉さま方も数名おられました。)みんな気合はいってるぞ!
そんな時、ウチの息子はまだ寝ていた。(ショーの最中も寝てたらどうしよう?)
なにはともあれ5回公演の整理券GET。 おお!早く並んだおかげで「Aブロック」だ!!(ブロックが若い程先に会場に入れる。) 実はその券の前に200番までの連番整理券があったとは知らなかったんですけどねんのねん。

第二章 アキハバラデパート
5回公演開始が3時。空いた時間を使って秋葉原に行く。日本最大の電気街にして、日本最大のオタクの街秋葉原!!
いい、なんかこの空気は落ち着く。 よし、まずは駅前ラジオ会館だ!!
入り組んだ建物。なんか電気屋さんよりも同人誌やガレージキット屋が多いみたい。
目覚めたウチの子とジュースを飲んで、さらに探検。 なんかいろんなものがあるからウチの子も珍しいみたいだ。しかし、教育上いかがなもんかはちと疑問なんだが…。
その後、風の噂にマニア向けにリニューアルされたと聞いた「アキハバラデパート」へ。
ああっ懐かしい!! 一階のカレー屋も昔のままだ!!! そう、一階は昔のままだった。三人でソフトクリームを食べていざ三階へ。 しかし、そこは昔のアキハバラデパートでは無かった。
ほげ〜 まるまるマンガ、フィギュア、ゲーム、DVDやんけ〜。 普通の服屋さんと思いきや、胸に「南葛」のマークが(注:キャプ翼)…。やはり、この街ではこうならないと生きていけなかったのだろうか? アキハバラデパート…。
とかなんとかいいつつも目をキラキラさせながら奥のガンダムショップへ向かう三人だった。
まぁ、結局のところ戦利品はウチの息子のハム太郎のガチャポンだけだったりするのだが…。
あっ、戦利品と言えるかどうかわからないが、ガンダムショップで見かけた超ミニのスカートをはいて眼鏡をかけた女の子。 あれは目の保養になったかも。
いや、それとも私の願望が生み出した虚像だったのだろうか? ああっ、秋葉原!! 妖かしの街秋葉原!!できれば30万くらいもって豪遊したいぞ秋葉原!!
そして三人は秋葉原を後にして再び「後楽園ゆうえんち」に向かうのであった。

第三章 ショーを待つ
そろそろ腹の虫が鳴ってきた。

piroaki「ここらへんに行き着けの店があるんやけどなぁ」
カミサン「どうせ吉野家やろ…。」

そうだ、私の行き着けの店は日本中にあるのだ!!と思いつつも、昼はゴージャスに某ドームホテルでバイキングです。ウチの息子も「スパゲッティ!」って言ってたし、これで解決だね!!
当然、私の主食の吉野家セット500円(牛丼・卵・味噌汁・サラダ)と比べるまでもなく豪華だった。 この余韻で今後一週間はご飯だけでもOKかもしれない(なんてことはない)
しばらくゆうえんちで遊んだ後に、ショーの開演を待つために再び行列へ。
あまりに人が多かったせいか、本来最終公演であった5回目の公演より後に追加公演が決定していた。
ハリケンジャーのファンたち、出演者のファンたちに囲まれて、ウチの子は「ハム太郎風船(1500円!)」で遊んでいた…。っておい、ハリケンジャー好きや言うてたやんか!!ハム太郎のほうがええんか?
そして開演時間がやって来た。

第四章 ショーより素敵なモノはない。
整理券の順番に開場に人が流れ込んでくる。事前情報(ゴウライファンは右側)を頼りに舞台右側の席をGET
周りを見ると人人人…。でもみんな楽しそう。映画館に行ったり劇を観たりする時の開幕前のワクワク感。これは子供も大人も同じだ。
舞台にアイスや、パンフレット、「究極の豚まん」などの売り子さんが並ぶ。 BGM、そして、ショーが始まった。
しかし、自分達の座った席より前はおねえさま方でいっぱいだな〜。 みんなビデオカメラ持って完全武装だ。
おおっと、いきなり登場! フラビージョだ! テレビの人とは違うけどアクションがすごくてテレビのフラビージョよりも強いかも?
ほんでもって、対する相手は一部で大人気のハリケンジャーショーオリジナルキャラ「ハートちゃん」 ちゃんとアクションしながらでもマイクでセリフしゃべってんのね。
イエローさわやか、ブルーはかわいい、レッドはおもろい、兄者はちょっと疲れぎみだったかな。 弟さんは、やっぱりカッコよかったよ!(最後に弟さんが、すぐ近くまできたんだけど、ちょうどカメラのフィルムが無くなってカミさんが嘆いてたな〜。)スーツアクターさんの派手なアクション、そして、テレビでお馴染みのハリケンジャー、ゴウライジャー達(注意:変身前)の登場。 狭い舞台だけに臨場感が違う。
なんかテレビと同じっていうのは特に凄く感じる。感動。800円は安すぎる。
ウチの子の顔をチラッと見る。 目をキラキラさせて笑ってる。 この瞬間、本当に来て良かったと思った。
さすがに時間的、金銭的、地理的条件で続けて見る事はできないけど、できればもう一回ウチの子と一緒に観たいな。
狭い舞台だけど、そこにはいろんな楽しいモノで溢れてた。ショーより素敵なモノはないって本当だ。

エピローグ
約5年ぶりの東京は少し変わっていた。静かだと思っていた電車は少し賑やかになり、エスカレーターを人が駆け上がっていくところを見た。 そして、出会う人出会う人がやさしく感じるのは気のせいだろうか?
新幹線の窓から、東京の明かりを見つめて、また来年この地を踏む事を固く決意するのであった。(piroaki)

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